title-left イライラ

①印堂(いんどう)[経外奇穴]

【場所と取り方】
 左右の眉の中央に取ります。
【命名の由来】
「 印」は木版、「堂」は場所という意味です。昔の人はこの場所に紅点を付けて美しく装いました。この事から命名されました。
【特徴】
 精神を安定させるのに効果的なツボです。

②巨闕(こけつ)[任脈]

【場所と取り方】
 ミゾウチにあります。へその線上で、左右の肋骨がくっつく所から下へ2寸“人差し指から薬指の指3本分”行った所に取ります。
【命名の由来】
 「巨」は大きい、「闕」は重要という意味です。昔の人はこの部を心臓に通じる重要な部と考え命名しました。
【特徴】
 精神的なストレスによる胸のつかえを緩和するのに効果的なツボです。

③内関(ないかん)[手厥陰心包経]

【場所と取り方】
 手のひら側の手首のしわの中央から上へ2寸“人差し指から薬指の指3本分”行った所に取ります。(左右2穴)
【命名の由来】
 手の厥陰の経脈は内関穴が分岐点となり、経気が出入りします。この機能的な特徴から命名されました。
【特徴
 全身の気の滞りを改善するのに効果的なツボです。